ページタイトルへスキップ凡例というよりも、これから本論を執筆してゆくに当たっての決まりなどを個人的な覚え書きとして書いておく。
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凡例ほか(執筆用メモ)

※凡例というよりも、ここでは、これから本論を執筆してゆくに当たっての決まりなどを個人的な覚え書きとして書いておく。また、サイト全体にわたって参考にした参考文献も明記する。

目次
  1. 凡例メモ
  2. 参考文献

凡例メモ

〔表記〕

<表記全般>

  1. 漢字表記等に関しては、共同通信社の『記者ハンドブック[第12版]』におおむね準拠しつつも、必要に応じて常用漢字表にない漢字表記等も用いる。

〈聖書関係の地名・人名および聖書書巻名等の表記〉

  1. 聖書の引用は、個人的にも使い慣れている口語訳聖書を主とし(ただし、旧約の引用は新約と違い、新共同訳が多くなる予定)、必要に応じて新共同訳聖書や新改訳聖書その他の聖書を使用、原則として口語訳(及び文語訳)以外はどの訳を使用したか明記する。
    1. 文語訳に関しては新約(大正改訳)での使用を主とし、機種依存文字等に配慮して、引用の際は、歴史的仮名遣いはそのままに、旧字体は新字体に改める。
    2. なお、一部聖書の文言を変えて、正確な引用でなしに聖句を引用する場合(特に文語訳)は、二重山括弧(《》:文中における引用として使用)ではなくカギ括弧(「」)を用いる。
  2. 新共同訳と口語訳その他において聖書の章・節に異同のある場合(特に旧約)は、多少変則的ながら新共同訳の章・節を用い、必要に応じて口語訳その他の章・節をそのつど付記する。
  3. 聖書の書巻名は原則として口語訳聖書のものに準拠する(ただし必ずしも正式名称ではなく、たとえば「マタイによる福音書」を「マタイ福音書」「マタイ伝」などとする)。また、引用文中や注記等での表記には略称を用いる。
    1. 聖書の書巻名や略称は厳密には定めないものの、おおむね別表の「聖書書巻名」(PDF)によった。
    2. 聖書の引用箇所は注記等として略語を用いるが、その際、章節の表記は、原則として聖書書巻名の略語の後に半角の空白を入れ、全角数字で章を示し、その後に全角のコロン(:)を付して半角数字で節を表記する。また、節が複数にわたる場合は最初の節と最後の節を半角のダッシュ(‐)で結ぶ。なおその際、節の中途からの引用などで専門書等において行なわれている節数字の後のaやbの表記は、煩雑を避けるため原則として用いない。また、新共同訳等において節をまとめて翻訳している時に用いられるダッシュ(‐)は原則アンド(&)を用いてこれを区別する。
  4. 聖書中の人名・地名などは基本的に口語訳聖書において用いられている表記を使用する(例:ペトロ→ペテロ;ファリサイ派→パリサイ人など)が、特に旧約聖書中のオリエントの王国名などは一般の歴史教科書などで使用されている表記を採用する(例:アッスリア→アッシリア;ダマスコ→ダマスクスなど。なお、バビロニアは王国名、バビロンは都市名だが、捕囚は必ずしもバビロンのみに捕囚としてユダの民が連れ去られたわけではないので、聖書での使用とは違うが、一般的に使用例の多い「バビロニア捕囚」を採用する)。なおその際、必要に応じて新共同訳等での表記を括弧書きで注記する。

〈聖書以外の地名・人名等の表記〉

  1. 聖書以外の人名・地名は、おおむね人口に膾炙している表記を採用する。
    1. 〔人名〕キェルケゴール→キルケゴール;マックス・ヴェーバー→マックス・ウェーバー;ヒットラー→ヒトラーなど
    2. 〔地名他〕パレスティナ→パレスチナ;ヴァルシャヴァ→ワルシャワ;ソヴィエト→ソビエトなど
    3. 〔例外〕ただしこの原則に拘らず、ギリシャ・ペルシャはギリシア・ペルシア、アウシュビッツはアウシュヴィッツとする。
    4. また、上記の規定に拘らず、引用文中などにおける表記は当然ながら原文を尊重し、そのまま表記、また翻訳書での著者名も翻訳者が採用した表記を踏襲する。この場合は煩雑を避けるためいちいち注記しない。

〈ルビその他ブラウザ依存および機種依存文字の表記〉

  1. ルビは、rubyタグに対応していないブラウザにも配慮し、ルビの部分を()内に表記し、ルビとそのルビの範囲の文字列をイタリック体(いたりっくたい)で表示する。なお、引用などで原文の誤記等をそのまま表記する場合に用いるママは、原則として文字範囲をイタリック体とするだけにするだけにとどめる。
  2. 上記と同じく傍点黒字のイタリック体で表記し、さらに場合によりゴチック(時に赤字で表記する。特に引用文中における傍点は、原著者によるものは黒字のイタリック体で表記し、引用者よるものはイタリック体でない黒字のゴチック(場合により赤字)で表示する。なお、引用文中におけるゴチックのイタリック体は原著者による傍点をさらに引用者が強調したものとする。
  3. 丸数字やギリシャ数字は機種依存文字であるため、引用文中などで用いられている場合でも(断わりなく)他の表記に変える。なお原則的に、ギリシャ数字は半角の英数字(i,ii,iii、あるいはI,II,IIIなど)か全角の角括弧〔〕に全角の数字、丸数字は半角の括弧()に半角数字で表記する。
  4. 引用文その他で英語以外の原音が表記されている場合、パソコンで簡単に出せない文字等もあるため無理して表記せず、また、読み手にとって煩雑と感じた場合は(たとえ英文でも)断わりなく省略する。

〈引用〉

  1. 孫引きは極力しないように心懸けるものの、已むを得ない場合は必ずその旨及び引用元の書誌情報等をなるべく詳しく注記する。
    1. ただし、邦訳のない外国文献からの引用の場合は、煩雑を避けるためにも原書等の引用元の書誌情報は特に示さない。
    2. また、特に孫引きなどによる引用において、引用文中の省略を意味する記号等は、WEBの性格上、可読性において難があることが多いため、省略する(なお、場合によりそれ以外の引用時においても同様の処置を取る)場合もある。
  2. 文中での引用はカギ括弧(「」)ではなく二重山括弧(《》)を用い、引用元の明記は、なるべく脚注にはせずに引用文最後に(煩雑にならない程度で)示す。なお、その際の注記は基本的に小字体で行なう。また、カギ括弧(「」)で引用をする場合は、いわゆる取意文としてのもので、正確な引用でない場合に用いるが、その際も出典を明記する。
  3. 引用文中の引用者(筆者)による補足ないし注記は、原則として角括弧([]等)を用いて挿入するか、場合によっては別に注記する。また、引用文に対する引用者及び原著者による注記等は、原則として(必要がないと判断した場合は)これを省くが、必要な場合は同じくこれを角括弧([]等)にて引用文中に挿入(引用)するか、注記として別記の上これを“引用”する。
  4. まとまった引用は、引用を意味する括弧は用いず、前後を1行空け、元の文より2段ほど下げて行なう(その際に背景色などを元の文章と変えて引用部であることを示す)。なお、引用元の表記は上と同じ。

〈注記〉

  1. 註釈等は本来は各節末尾か文章末に一括するのが望ましいが、WEBページの可読性や加筆等の編集に配慮して、原則として各段落の末尾にまとめてリンク付で示す(ただし、戻りのリンクは異例ながらJavaScriptを利用した)。なお、いちいち註釈項目に飛ばしていると可読性に難が何が生じるので、文中に挿入しても特に問題がないと判断したものは、註釈項を設けず、これを文中の括弧内で説明する。
  2. 註釈は後日の編集等にも配慮し、「補説」「補注」「脚注」に分割した。なおその際、「補注」と「脚注」はこの順番に配列し、「補説」は必要に応じて最初ないし最後に配する。
    1. 脚注は出典情報がメインで、場合により文中に挿入して注記するため数が少ない。それに対して補注はいわゆる説明的な注記等を行なう時に用いる。ただし、出典情報に付加的な説明を加えて長くなるような場合は内容に応じて補注とする場合もある。
    2. 補説は基本的にあまり設けないが、これは要するに補足的な説明の項目で、さほど長くない説明の時に用いる。なお、これが必要以上に長くなるような場合には、後日、新節にて補足的な説明をするか、あるいは別ページを設けて詳述する。

〔参考文献〕

  1. 参考文献は、その章で言及したり引用した文献の全てではなく、その章を書き上げるに当たって特に利用し参考にしたものを挙げ、それ以外のものはそのつど本文中に注記の形で示す。(※ただし、現在はサイト開設間もない段階でまとまった論考もない状態であるため、本文中に参考文献の項目はまだ設けていない。)
  2. 参考文献における出版年は原則として初版の出版年月のみを表記し、必要に応じて新版等の出版年月等も記す。ただし、参考にした文献で旧版と新版を挙げた場合は原則として新版を利用したが、新版以外を利用した場合(あるいは両方用いた場合)はその版に*印を付す(ただし、新版を用いた場合も極力*印を付す)。
  3. わたしの語学力その他の事情もあって、全て邦訳のあるもののみを参考文献として利用した。そのため、引用文中などで必要あって書誌情報を載せる場合も邦訳のあるもののみとした。
  4. 参考文献は当然ながら実際に目を通した文献に限って挙げるが、注記などにおいては必要に応じて未読の文献も挙げることがある。部分的に読んだだけの本や未読の文献を利用した時は原則として注記中などにおいてその旨(例:未読、非通読など)明記する。

参考文献

聖書

■利用を予定している聖書(現在手許にあるもの)

  • 日本聖書協会刊行の聖書
    ※以降、「協会訳」とした場合は上記の聖書、特に口語訳か新共同訳を指す。
    • 文語訳聖書
    • 口語訳聖書
    • 新共同訳・続編付
  • 日本聖書刊行会刊行の聖書
    • 新改訳聖書(第2版、第3版、日本聖書刊行会)
      ※以下の2冊は詳細な注解等も付いている版であるため、あえて別掲した。
      • 新改訳聖書 注解・索引・チェーン式引照付(第3版、聖書刊行会刊行+いのちのことば社発売、1981年、2008年改訂新版3刷)
      • BIBLE navi 聖書新改訳 解説・適用付(第3版対応、いのちのことば社出版部、2011年、2012年再刷)
  • 岩波書店版(岩波委員会訳)聖書
    ※以降、「岩波書店版(訳)」ないし「岩波版(訳)」、あるいは「(岩波)委員会訳」と略記。
    • 旧約聖書翻訳委員会訳 旧約聖書(四分冊版※)
      • ※分冊版(15巻本)と区別するため、以下このように表現する。
    • 新約聖書翻訳委員会訳 新約聖書(合本版、以上、岩波書店刊)
  • フランシスコ会聖書研究所訳注・聖書 原文校訂による口語訳
    ※以降、未所有の分冊版も含め「フランシスコ会訳」と略記。
    • 聖書 原文校訂による口語訳(旧・新約聖書合本版、サンパウロ、2011年)
    • 新約聖書(合本版、サンパウロ、1980年初版,1984年改訂初版)
      • ※旧約聖書を利用するためにとりあえず両者を挙げたが、新約の旧合本版(1984年改訂版)に対して近刊の旧新約合本版では註釈の量がかなり少なくなっているため、新約の利用はすべて旧合本版を用いた。
  • 新約聖書 共同訳・全注(講談社学術文庫、1981年)
    • ※以降、単に「共同訳」と言った場合は本書を指す。

■今のところ使用を予定していないが、参考にするかも知れない手許にある聖書

  • 山浦玄嗣訳 ガリラヤのイエシュー 日本語訳新約聖書四福音書(第2版、イー・ピックス出版、2012年)
  • 平明(へいめい)訳 新約聖書(ウィリアム・ギャロット監修、松村あき子・飛田茂雄訳、角川文庫、1999年)
    • ユージン・ナイダ博士の示唆の下、共同訳とほぼ時を同じくして、協会訳とは違う一般向けの翻訳聖書として動的等価理論(ダイナミック・エクイバレンス)による翻訳が試みられた新約聖書、未完。四福音書、ロマ書、コリント前後書を所収。
  • 新約聖書翻訳委員会訳 新約聖書 福音書(岩波書店、1996年)
  • リビングバイブル(新約聖書のみ、旧約未所有、いのちのことば社出版部、?年)

■PCソフト類

  • J-ばいぶる 1set 2000(ライフソフトウェア発行+いのちのことば社発売)
    • ※口語訳・新改訳(第2版)・新共同訳・英語新欽定訳(NKJV)・現代英語訳(TEV)各聖書所収。
  • 聖書の達人(※購入予定)

注解およびキリスト教辞典類


その他一般の一般の辞典類


参考文献

※ここでは、上記に挙げたもの以外で、本サイト全体の執筆において特に参考にしたものを挙げる。適宜改訂。(※ただし、かなり影響を受けている本でも、しばらく読み返しておらず、詳細な内容をあまり覚えていないものはあえて挙げていない。)

2012年8月27日アップ/管理人:ヘレム=キラー メール
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